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2019/02/19 20:47

こんばんは ロージーです。


お久しぶりの更新となります。

前回の投稿で少しだけ記事にさせていただきました、和綿のこと。

KUMA部の活動の報告を少しだけでも!と思い立ち...

こんな時間に更新です!笑




今、私達は某企業(前回しっかりと企業名でてますが..笑)と
一緒に和綿製品の商品開発に取り組んでいるところです。
商品開発に取り組む中で、私達が学び勉強したことを皆さんにも是非!
共有し~よぉ♩と思いまして、今回【あさぎり和綿tsumuguができるまで】と題し
記事を乱文ながら書かせていただきますね。



ではでは。



私達が今、商品開発しようとしている和綿。

和綿は加工こそ、洋綿のように簡単ではありませんが、種まきから製品になるまで

一つ一つ、すべての工程に人の手が加わる とても贅沢なモノです。



和綿の生地を見ると、太さの違う糸が入り交じり、一瞬 ”なんだろう?”と思うような茶色の皮が

入っているのが特徴です。

これは、薬品を使う洗浄や漂白を一切していないため、細かい皮が残ってしますそうなんです。

だから、これも100%オーガニックである証拠のひとつということですね。





こちらでは、毎年5月頃に地域の小学生からお年寄りの方まで、年齢層も様々な人が一緒に種蒔きをします。

蒔かれた種は外来種と交配していない純和種の綿です。

収穫までに一切農薬を使わないため、何度も何度も人の手で雑草を抜きながら育てられます。

(花壇の雑草すら立派に育て上げる私にとっては とても 根気のいる作業だということはよくわかりました!)



そして数か月後、棉の葉が自然に落ち、フワフワのコットンボールが残るまで気長に待つ。

「待つ」という作業も綿づくりにはとても大切な仕事のひとつなんだそう。

(どうしても 早く綿摘みしたい衝動にかられますが、ここで我慢できるかが大切な鍵!ということですね)



純和種の棉の実は下向きに小さな実がつくのが特徴です。

(洋綿と比べると小ぶりで可愛いです♩)

その実には雨やほこりがつきにくく、真っ白でふんわりとしたコットンボールがつきます。

それを一つ一つ丁寧に収穫し、摘み取った綿は 人の目と手でゴミが取り除かれます。

(これも根気と、そして何よりも前傾での作業なので、肩や背中の痛みとの闘いになりそうですね!)



その後、コットンボールは綿繰り機という機械で「綿」と「種」に分けられます。

フワフワの綿は、綿打ちという弓で弾く作業でさらにふんわりと♩

そして、現在では日本に数台しかないガラ紡機という 文化財としても貴重な紡績機械で

とてもゆっくりと糸に紡がれていきます。

これによって、まるで手紬ぎのようにふんわりと柔らかな糸に仕上がります。



糸となった綿は、ガラ紡糸ならではの自然な風合いを生かし、熟練した職人により

これまたゆっくりと丁寧に織りあげられていきます。




マインド熊本では(←冒頭の社名 某企業の秘密感はどこへ 笑)

1枚ずつ布目をくずさないように熟練した職人の手による裁断をしています。

(これはもう、かなりベテランの職人さんにしかできない作業なのかもしれません。私達では...無理)



また、縫製に使う糸やゴムなどの資材もすべてオーガニックです。

縫い代が肌にあたらない工夫までされているといる 意識の高さ!


MADE IN JAPAN!

MADE IN ASAGIRI!

イエーーーーーーーーーーーーーーェイ!ですね♩

(勢いだけで..大事なこと伝わっているかわからないですね 笑)




まとめ

(↑この感じ小学生の時以来かも 笑)

学んでわかったことは、日本の多湿な気候に合った「和綿」で作られた糸や布は

「夏は湿気を吸い 冬は空気を含んでとても温かい」ということです♩

また、上記には書いていませんが その年その年の気候などの状況により生産量が不安定でもあるため

この上質な和綿には 年間生産量に限りがあるということ。

そして、何よりもマインド熊本の製品が一貫して国内生産加工されている本物のMADE IN JAPANだということ。

現在、KUMA部ではこの上質な和綿を使った地域につながる商品開発を考えています!

まだまだ、書きたいこと。みんなに大きな声で教えたいことがたくさんありますが、今回はこのへんで♩

おいしいモノは最後にとっておくタイプですが、おなかがいっぱいになる前に報告できるように。

もう少しだけ、お待ちくださいませ♩




ではでは、またね。